グッチのバッグ売却を検討中の方へ、買取相場を大公開！

イタリアを代表する高級ブランド「GUCCI(グッチ)」。
1881年創業という長い歴史をもちながら、オードリーヘップバーンなどの大物女優が愛用するなど、多くのセレブやアーティストからも支持されてきました。

そんなGUCCI(グッチ)の定番アイテムでもあるバッグは、独創的なデザインでオリジナリティがあることから、日本でも爆発的な人気を誇っています。

一時は「GUCCI(グッチ)は古い」といったイメージから、買取には不向きと言われていましたが、近年またブランドの人気が上昇中。

ヤング世代をターゲットにしたデザインを提案したことで、ストリートやカジュアルといった服装に落とし込むのスタイルがトレンドにもなっています。

ここでは、GUCCI(グッチ)のバッグがどれくらいの値段で売却できるのか、買取事情についてお話しします。

「古いバッグでも売れるの？」
「高く売れるモデルはある？」
「並行輸入品でも大丈夫？」

などのあらゆる疑問にお答えします！

グッチの買取事情

世界的な知名度と人気を誇るGUCCI(グッチ)ですが、ブランド買取市場の全体を見るとそこまで価値が高いものとされていませんでした。

高級バッグブランドのなかでは「Hermès(エルメス)」「Louis Vuitton(ルイヴィトン)」などが最も価値が高く、高く売れやすいのが一般的です。

しかし、近年ではGUCCI(グッチ)のブランドコンセプトが一新したことで、買取市場でも価値が上昇している傾向にあります。

並行輸入品が多いことから値崩れしやすい

GUCCI(グッチ)は、日本でも並行輸入品が多く出回っています。

並行輸入品とは、海外の正規店や正規代理店で発売している商品を、正規メーカーとは無関係の業者が買い付けて、それを国内の小売等で販売しているもの。

GUCCI(グッチ)だけでなくCOACH(コーチ)なども並行輸入品を多く流通させています。

この並行輸入品は、正規店で購入するよりも安く購入できるというメリットがありますが、買取市場においてはデメリットな点があります。

・国内業者に売る際、複数の代理店を挟むことがあり、偽物が混入するリスクがある
・本物であるかどうか不明瞭

並行輸入品が悪いという訳ではありませんが、正規店で購入していないということで、少なからず偽物であるリスクがあるという認識もできます。

こういった側面から、ブランド全体の買取額が値崩れしやすいといった特徴があります。

平均買取率が20％前後

GUCCI(グッチ)のバッグの買取率は、平均で20％前後となっています。

ブランドバッグ買取で最も評価の高い「Louis Vuitton(ルイヴィトン)」では、30％～40％になるケースも多いため、20％はそこまで高くないことが分かります。

買取率が高くない理由には、そもそも定価が落ち着いているということが挙げられます。

他のハイブランドと比べると比較的お手頃な価格帯であることから、新品でも購入できるユーザーが多く、中古での販売価格が安くなります。その分、買取率は低めに設定されることが多いようです。

ただし、人気のシリーズで状態が綺麗なバッグであれば、30％以上の高額買取になるケースもあることを覚えておきましょう。

GUCCI(グッチ)人気上昇に伴い、相場も上がっている

日本で愛用者が多いGUCCI(グッチ)ですが、かつては30代～50代をターゲットにしていたことから、「古い」といったイメージがあり、万人にはそこまで人気が高いとは言えませんでした。

しかし、これまでの“シンプルで大人っぽい”というイメージを一変し、近年発表されるバッグには独自のデザイン性を強く押し出した、斬新でユニークなデザインが登場しています。

これが流行に敏感な若者たちから高く評価され、今やGUCCI(グッチ)は若者人気のブランドとして圧倒的な支持を獲得することに成功しています。

さらには、これまでのバッグの価格帯よりも数十万円ほど高い製品を多くラインナップすることで、ステータス性を強めたことや、並行輸入品の流通量を抑えたことでブランドとしても価値も高くなっています。

このことから、GUCCI(グッチ)はここ数年間で買取相場が急上昇しています。
他のブランドの買取率が安定しているなか、もっとも買取相場が上がったブランドと言えば、間違いなくGUCCI(グッチ)が挙げられるでしょう。

なぜエルメスバッグは高く売れるのか。中古でも高額査定が期待できる理由

 数あるブランドのなかでも、常にトップを走っているHERMÈS（エルメス）。 バッグや財布、アパレルなど幅広く展開し、…

高く売れやすいバッグの特徴

GUCCI(グッチ)では、デザインが異なる様々なバッグが発売されています。
では、どのようなデザインが高く売れやすいのでしょうか？

古くからあるシリーズよりかは、近年発表される定番シリーズで、斬新なデザインのものが高額買取になりやすい傾向があります。

ここでは、GUCCI(グッチ)の中で高く売れやすい定番のシリーズをまとめています。

GGキャンバス

GUCCI(グッチ)のアイコンでもある「GG」のモノグラムがデザインされたシリーズ。

ハンドバッグやトートバッグなど幅広いバッグに採用されていて、ひと目でグッチ！と分かる王道デザインが特徴。シンプルかつ上品なデザインなので、ビジネスバッグとしても人気の高いシリーズです。

ソーホー

レザー素材に「G」がダブルで大きく型押しされた高級感漂うシリーズ。

レザー素材なのでどんなシーンにも活用でき、プライベートからビジネスまで万能に使えるのが人気の理由と言えるでしょう。

レザーのカラーも豊富で、ブラックからベージュ、ブラウン、キャメルなど、シンプルで使いやすいカラー展開が嬉しいですね。若い女性から最も人気のあるシリーズといっても過言ではありません。

ハンドバッグやショルダーバッグ、チェーンバッグまで幅広く展開されています。

シマ

GUCCI(グッチ)の顔であるGGモノグラムを、エナメルやレザーに型押ししたシリーズ。

キャンバスよりも上品でエレガントな印象があるので、バッグだけでなく財布でも人気の高いデザインとなります。

また、素材のカラー展開も豊富なので、シンプルにもフェミニンにも、好みに合わせて選べるのも嬉しいところ。丈夫で汚れが目立ちにくいという点からも、男女問わず需要が高くなっています。

シェリー

若者から圧倒的な人気を集めているのが、このシェリーというシリーズ。

定番のGGモノグラムに緑と赤のラインが施されたデザインで、GUCCI(グッチ)ならではの世界観が存分にアピールできることが魅力。

このラインが入っているだけで、クラシカルな雰囲気があってお洒落さがグッと高まることから、手に入れたいと願う人も多いでしょう。男女問わず人気が高く、中古市場でも需要が高いシリーズと言えます。

ハンドバッグやショルダーバッグ、ボストンバッグなど、オールドコーチにもよく取り入れられています。

プラダを売るなら買取相場を知るべし！ブランド品売却で必要なこと

女性から高い人気を誇り、憧れのブランドとしても挙げられるPRADA（プラダ）。 イタリア発、バッグや財布などを様々な…

GUCCI(グッチ)の人気バッグと買取相場まとめ

GUCCI(グッチ)の人気シリーズを踏まえた上で、実際に買取市場でよく取引されているバッグをご紹介します。

GUCCIはバッグのシリーズが非常に多いので、高く売れるかどうかもピンキリなところがあります。

バッグの状態によっても買取額は大きく変わってきますが、大まかな相場としては、5年以内の新しいモデルは10万円程、古いモデルであれば5千円～2万円程になるケースが多いと言えます。

特にデザインが一新された後に発表されたバッグに関しては、女性からの支持が圧倒的に高く、買取率が30％以上になることもあります。

売却したいバッグが含まれているか、買取相場をあらかじめ把握しておきましょう。

バンブー

■買取相場：約7,000円～32,000円

竹を持ち手部分に使用した、GUCCI(グッチ)の定番シリーズ。
モデルによって買取価格が異なりますが、綺麗な物であれば高額買取が期待できます。

ソーホー

■買取相場：約7,000円～55,000円

2013年に誕生した女性に人気のシリーズ。一時期よりは買取額が落ち着いてきていますが、状態が良いものは高値が付きやすいと言えます。

ディアマンテ

■買取相場：約5,000円～32,000円

ひし形のパターンが特徴的なシリーズ。
戦時中に革が使用できなくなったとき、代替えとして麻の強度を上げるため、ひし形模様を織り込んだそうです。使用する素材や形などで買取価格が開きやすいと言えます。

GGマーモント

■買取相場：約25,000円～90,000円

2016年に新しく発表されたシリーズ。
かつてGUCCI(グッチ)のバックルに使用していたデザインをアレンジしたもので、フロントに大きく「GGロゴ」がセットされていて、クラシカルな雰囲気が特徴。ブラックなどの落ちついたカラーが高値が付きやすいです。

シェリー

■買取相場：約35,000円～60,000円

赤と緑のラインが特徴的なシリーズ。
馬具の腹帯をモチーフに作られており、長年ブランドの代表デザインとして受け継がれています。
イタリアをイメージさせる色使いが魅力的で、トートバッグやショルダーバッグなど幅広いバッグに採用されています。

シルヴィ

 

■買取相場：約60,000万円～150,000円

2017年に登場してから、瞬く間に世界のセレブから注目を集めたシリーズ。
シェリーラインのような、イタリアらしいラインを用いており、ゴージャスなゴールドのバックルが目を惹く、女性らしさが際立つバッグです。GUCCI(グッチ)のニューフェイスとして今後も人気が高まりそうです。

ディオニュソス

■買取相場：約40,000円～85,000円

2015年に登場したシリーズで、ギリシャ神話の「ディオニュソス」が由来となっています。
フロントのバックル部分にはトラの顔がモチーフとされたメタルが使用されていて、定番のGGキャンバスと合わせることで、力強くカッコいい印象に仕上がっています。カラーはシンプルなものが高値が付きやすいと言えます。

価値あるオパールの見分け方や知識豊富な鑑定士がいる買取店をご紹介！

幸福や希望の意味が秘められた宝石「オパール」。 日本ではオパールの需要が高く、ジュエリーによく用いられています。 本…

まとめ

GUCCI(グッチ)のバッグは、買取相場が近年上昇していることから、今が売り時とも言えます。
毎シーズン新しいデザインが発表されるという特性もあり、古いモデルが値下がりしやすく、新しいモデルが比較的高価買取になりやすい特徴があります。

バッグの状態は買取額に大きく影響するので、売却時にはできるだけ綺麗に掃除しておくことをおすすめします。

買取業者もGUCCI(グッチ)の買取に力を入れてきているため、複数業者で査定し、一番高く買い取ってもらえるお店を見つけましょう。

買取エージェントでは、ブランドバッグの高額買取を行っています。
国内国外に流通ルートを確立しているからこそ、市場相場をいち早くリサーチし、適正価格での買取を実現しています。

古くなったバッグや汚れがあるのもので取り扱い可能なので、ぜひ買取エージェントに見積もりを出してみることをおすすめします。