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なぜエルメスバッグは高く売れるのか。中古でも高額査定が期待できる理由

 数あるブランドのなかでも、常にトップを走っているHERMÈS(エルメス)。

バッグや財布、アパレルなど幅広く展開し、老若男女問わず大人気です。

中古市場でも高い需要を誇るHERMÈS(エルメス)は、買取の際にプレミア価格が付きやすいとされています。

そこで、HERMÈS(エルメス)の買取事情を徹底調査。

中古でも高額が狙える理由や高く売るためのポイントなどを、お伝えします。

日本での人気

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海外セレブをはじめ、日本のモデルたちにも御用達ブランド「HERMÈS(エルメス)」。

非常に所有率の高いブランドになり、女性の憧れ的存在でもあります。

ただ、手作業で生産数が少ないことや上質な素材を採用していることから、お値段は高価。

簡単には手を伸ばせない価格だと思います。

しかし、値段以上の価値があるのが、HERMÈS(エルメス)の魅力です。

美しさだけを強調せず、機能性にも力を入れており、実用性も抜群!

また、持っているだけでコーディネート全体が華やかになり、品格が漂います。

そのため、高い金額を出してでも欲しいという方が多いように思えます。

どうしても高くて新品に手を伸ばせないという方は、中古市場に求めに来る方も沢山います。

中古品と聞くと良いイメージを持たないかもしれませんが、実は掘り出し物が多く、未使用品の綺麗な物を安い価格で手に入れることもできます。

このように、中古市場でも人気の高いHERMÈS(エルメス)は買取市場にも大きく影響します。

中古品での需要が大きく見込めるため、買取を強化して、高値での買取を可能とします。

上手くいけば、定価以上の買取額が付く可能性もあります。

では、高く売るためのポイントをお伝えします。

バッグが大人気

ウェアやジュエリー、服飾雑貨など幅広く展開していますが、中でもバッグの人気が高いです。

ウェアなどは中古品の場合、需要が下がる傾向があるため、買取では値段が付かないこともありますが、バッグは中古品でも手の取りやすいと大人気。

そのため、高価買取が期待できます。また、人気アイテムやレアなアイテムは、プレミア価格が付く可能性もあります。

バッグコレクション

エルメスのなかでも最も所有率の高いバッグ。様々なコレクションが存在しますが、買取で高額が狙える人気定番バッグを厳選してご紹介します。

合わせて、新品と中古品の価格もお伝えします。

ボリード

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今では当たり前になっている、ファスナーをプラスしたバッグを世界で初めて販売した先駆的存在のボリード。

高い機能性を備えており、HERMÈS(エルメス)のバッグの中でも歴史のあるモデルになりますが、現在でも高い人気を誇ります。

広々とした内側なため収納スペースをしっかり確保。また、内ポケットなどをセットすることで、整理整頓しやすい仕様になっています。

チャックがあるので中身が飛び出ず、バッグがひっくり返っても落ちる心配もありません。

このように、バッグとして嬉しい機能性を備えながら、デザインにもこだわっています。

サイズ展開は幅広く、大きいサイズであれば旅行バッグとして使えるなど、用途に合わせて選べます。

丸みのある柔らかなシルエットが上品さを強め、サイズの大小問わず、おしゃれに持ち運びできますよ!

色味やサイズによって印象が大きく変わるため、コーディネートも自由自在に。

カジュアルなファッションの時におすすめです。

人気サイズ27であれば、定価は75万円ほどになりますが、年々上がっています。

中古品でも35万円~60万円と高額になります。

コンスタンス

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HERMÈS(エルメス)を代表するショルダーバッグのコンスタンス。ジョン・F・ケネディ大統領夫人も愛用したことのある、人気モデルです。

ショルダーバッグですが、かっちりした印象を与え、コーディネートを上品に仕上げてくれます。

コンスタンスの最大の特徴は、センターにあるブランドの頭文字「H」マークの金具の存在。

HERMÈS(エルメス)だと一目で分かる象徴的なデザインで、ブランドアピールができます。

出し入れがしやすく、コンパクトなサイズですが、必需品などの収納もばっちり。

コーディネートのアクセントとしても、ちょっとしたお出かバッグとしても大活躍です。

どんなコーディネートでもエレガントに仕上げてくれますよ!

人気サイズ18の牛革素材の場合、定価は90万円ほどになります。

高級素材やレアアイテムの場合、200万円超えもあります。

中古品の場合は約40万円~120万円と幅広い相場になります。

ケリー

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HERMÈS(エルメス)を代表する2大モデルのうちの1つが、ケリー。

台形型のかっちりしたフォルムはビジネスシーンに最適な仕上がりに。

最大の特徴は外縫いと内縫いの2パターン用意されていることです。

縫い方によって、バッグの印象は大きく変わります。

内縫いの方が柔らかい印象をもたせ、外縫いはよりタフな印象を与えます。

上品なバッグを好む方やビジネス用を求める方はケリーがおすすめ!

デザインにこだわっているケリーは美しさを壊さないように、

外側にポケットのないシンプルな仕上がりにして素材の質感などを楽しめます。

しっかり収納でき、ビジネスシーンに最適なサイズ32の場合、定価は130万円ほど。

素材や縫い方によってお値段は変わります。

中古品の場合は約50万円~90万円ほどになります。

バーキン

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ブランドを代表する2大モモデルのうちの1つ、バーキンはアイコニックな存在でダントツの人気を誇ります。

HERMÈS(エルメス)といえば、バーキンというイメージがあるくらい、所有率の高いモデルです。

ケリーと一見似ていますが、細かく見ていくとこだわっている部分が異なります。

例えば、ケリーはデザインにこだわっているため、ポケットがなく、収納スペースも一般的。

それに比べ、バーキンは収納力にこだわり、大きな収納スペースを確保して、ポケットも多数セットされています。

また、ケリーは持ち手のハンドルが1本だったのに対し、バーキンは安定して持てるように2本の持ち手に。

このように、似たようなデザインでもこだわっている部分が大きく異なります。

バーキンはカジュアルなシーンやファッションに合わせやすいです。

デザイン性と機能性、どちらも兼ね備えたバッグが欲しいという時はバーキンがおすすめ。

人気サイズの30の場合、定価は130万円超え。年々、定価は上がっています。

バーキンは中古品でも高くなることが多く、約80万円~120万円となります。

査定項目は知っておくべき

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数あるアイテムのなかでも、バッグが高額買取されやすいHERMÈS(エルメス)。

さらに、バーキンやコンスタンスのようなに人気モデルであれば、より高価買取が期待できます。

実はバッグを売却する際に、種類のほかにも査定される項目がいくつかあります。

発売年

ブランドは新しいコレクションが次々と発表されます。

一昔前のアイテムだと価値が下がり、買取額が低くなるケースがあります。

そのため、発売されてから1年以内のアイテムが好ましいです。

これは、HERMÈS(エルメス)含め、どのブランドにも当てはまる条件になります。

新品や限定品は高額を狙えるので、使わないと思った時はすぐに売りましょう。

ただし、バーキンの場合、古いものでも価値がある判断され、数十年前の物でも定価に近い価格が提示されることもあります。

カラー

カラーバリエーションが豊富なHERMÈS(エルメス)では、査定において色味も重要なポイントになります。

モノトーン色は需要が見込めるため、適正な価格の提示が期待できます。

その分、売却率の高い色味になるため、買取店によっては少し値段を下げられることもあります。

モノトーン色のほかに、ピンク系統や落ち着いた印象のエトゥープが大人気なので、高価買取になる可能性も。

しかし、派手すぎる物や好みが分かれそうなデザインは、需要が下がるため、査定額も下がることがあるので注意!

素材

HERMÈS(エルメス)のバッグは基本的に牛革を使用しているため、定価が高くなりがち。

さらに、アリゲーターやオーストリッチのような高級素材が採用されているモデルもあります。

その場合、査定額も大きく上がる可能性も。

サイズ

色味と同じように大きすぎる、小さすぎるバッグは使う人が限られているため、需要が下がり、査定額も下がる可能性があります。

日常使いしやすいサイズや人気サイズの方が買取では好まれます。

相場

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ブランド品の買取相場は未使用品であれば、定価の8割~9割ほど、

数回使用した程度であれば定価の5割~7割程度、愛用した物であれば定価の3割~4割、中古感が強いと定価の2割ほどと言われています。

HERMÈS(エルメス)の場合は未使用であれば、定価または9割と高額買取の可能性大。

愛用した物であっても定価の6~7割が狙えます。さらに、相場が下落した際でも定価の4割~5割は期待できるため、かなりの高水準だと分かります。

まずは、自分が売るアイテムの定価を調べましょう。自分が購入したときよりも低くなっていない確認!

定価が高い時に売りに行きましょう!

 

なぜ高価買取が狙える?

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モデルや素材、色味によって査定額は異なりますが、他のブランドよりも高水準の相場をキープするHERMÈS(エルメス)。

下落することもありますが、それでも定価の半分以上の買取額が期待できます。

それは、トップブランドでありながら、HERMÈS(エルメス)では手作業でひとつひとつ作っているので、生産数が少ないこと。

また、お値段が高いことから中古市場に流れ、需要が大きく見込めることが1番の理由。

その他に、質の良い素材を採用しているため、長年愛用しても綺麗な状態を保ちやすいです。

さらに、革は馴染めば馴染むほど、味のある質感になります。

そのことから、新品にはない質感を中古品であれば最初から味わえるというところも人気の理由になります。

HERMÈS(エルメス)の定価年々上がる一方。そのため、今後も高価買取が期待できるでしょう。

上手くいけば、プレミア価格の可能性もあります。

他ブランドであれば、状態が悪い場合は価値がぐんと下がりますが、

HERMÈS(エルメス)は状態の良し悪しにかかわらず、値段は付くので、諦めずに査定してみましょう。

 

売る場所もポイント

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正直、どこで売却してもそれなりの金額が付くと思います。

HERMÈS(エルメス)のアイテム、特にバーキンやケリーのような人気モデルの場合、1万円以下または数万円での買取は少ないです。

状態が良くなくても、数十万円での買取も可能なので、提示額が少ないと感じた時は他の買取店で査定してみましょう。

どこで売っても査定額は近い金額になりがちですが、少しでも高く売るなら「買取エージェント」がおすすめ。

高く売れる買取店の条件は

・ブランド専門店

・HERMÈS(エルメス)の買取実績多数

・高価買取実績がある

・査定料やキャンセル料など、諸費用が掛からない

・豊富な流通ルートを持っている などです。

この条件に当てはまる買取店をいくつかピックアップして、最も高い査定額を提示した買取店にお願いしましょう。

買取エージェントではすべての条件に当てはまり、HERMÈS(エルメス)バッグの買取も多数。

過去には100万円越えの買取も多数あるため、ぜひ1度査定しに行ってはいかがでしょうか。

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