ロレックスのデイトナはなぜ買取価格が高くなる?人気の理由について
ROLEX(ロレックス)と言えばデイトナ!と呼ばれるほど、ブランド内でも別格の人気を誇るデイトナ。
人類の宇宙への挑戦、スピードへの挑戦というロマン溢れる思いを込めて、1960年代に誕生しました。
デイトナは、クロノグラフムーブメントを搭載したフラッグシップモデルでもあり、日本のみならず世界的にも人気が高く、その人気は一過性ではありません。
発売後もすぐに完売し、正規店でも店頭並ぶことはまず無いというほど、圧倒的な人気を博しています。
買取においても同様です。
そんなデイトナは、どのモデルも買取額が非常高く、中には定価以上の値が付くものもザラにあるほど。
そこで今回は、ROLEX(ロレックス)人気ナンバーワン「デイトナ」の買取についてお話ししていきます。
目次
デイトナの人気ぶりは凄い!
ROLEX(ロレックス)では、サブマリーナやエクスプローラーなどの長い歴史を持つ代表モデルがたくさんありますが、中でもデイトナはまだまだ歴史が浅いモデルでもあります。
しかし、デイトナは世界でも圧倒的な人気があり、常に特別視されています。
その理由は一体何なのでしょうか?
まず注目したい点は、デイトナはROLEX(ロレックス)初のクロノグラフ搭載モデルであるということ。
クォーツ時計が普及している現代においては、クロノグラフ機能はさほど珍しいものではありません。
しかし、機械式でのクロノグラフムーブメントは非常に複雑で、精度や耐久性を保ちながら設計するのには、かなりの技術レベルが必要とされます。
これを実現させる時計メーカーは世界にも限られており、そんな画期的な機械式クロノグラフムーブメントを自社で製造することは、ROLEX(ロレックス)にとっても長年の悲願とされていました。
その後、完成したムーブメントが初めて搭載されたのが、この「デイトナ」なのです。
「キング・オブ・クロノグラフ」とも称されるほど、マニアからの支持も高く、ROLEX(ロレックス)の中でも特別な存在となっていることに間違いありません。
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デイトナの買取額が高くなる理由
ROLEX(ロレックス)で間違いなく高額買取が期待できるモデルであるデイトナ。なぜここまで高い値段で取引されるのでしょうか?
そこには、以下のような理由があります。
常に品薄状態であること
デイトナは、旧モデルも新モデルも、輸入が非常に少ないことが特徴です。
ROLEX(ロレックス)には正規輸入品と並行輸入品というものがありますが、通常、正規品を購入する場合は、並行輸入品によりも割高になるのですが一般的です。
しかしデイトナの場合は、並行輸入品の方がどんどん値段が吊り上げられているのが現状です。
それはなぜかというと、デイトナはそもそもの輸入数が非常に少なく、正規品として入荷されたものでも店頭に並ぶことはまずありません。
つまり、限られたお得意様や、何年間の予約を経て、やっと入手できるものなのです。
このように、常に品薄状態が続くことで、並行輸入品であっても定価以上の値段がつけられています。
買取店にとっては“喉から手が出るほど欲しいモデル”ですので、その分買取価格も高くなるという訳です。
資産価値が高いこと
デイトナは、近年中古市場での買取率が上昇してきている傾向にあります。
古いモデルでも値下がりしにくいことや、新モデルであれば定価以上の買取が当たり前となっています。
さらには、流通本通も非常に少なく希少価値が高いことから、今度もさらにプレミア化していくことが予想されます。
他の高級時計ブランドの中でも、明らかにプレミア化しているのはデイトナだけといっても過言ではありません。見つけたら“即買い”しても損はない一本と言えるでしょう。
そのため、資産として手に入れるマニアも多く、プレミア化を狙って売却しないという人も少なくありません。
それだけ買取店にとっては欲しいモデルですので、その分買取価格も高騰しています。
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デイトナ買取の特徴
デイトナは、ROLEX(ロレックス)のステンレス・スポーツモデルの最高峰として認識されています。
正規店でも購入することができず、並行輸入品で定価以上の値を払ったとしてもなかなか入手できないレアモデルです。
人気がありすぎて、世界中で欲しい人が溢れている状態ですので、買取市場においても、ずば抜けて買取価格が高くなっています。
そこで、デイトナ買取について特徴をまとめてみました。
廃盤モデルは価格が高騰しやすい
一般的に人気ブランドの時計は、一時的なブームを過ぎた後は価値が大きく下落してしまうことがあります。
しかしデイトナは、誕生から数十年経った今でも買取価格が値下がりしにくく、むしろ高値で安定しているのが特徴です。
正規店や中古の買取店でも常に品薄状態続いていることからも、相場が急に下がるということは考えにくいのです。
また、デイトナはROLEX(ロレックス)の中でもリセールバリューが高く、廃盤になったモデルの価値もどんどん高くなる傾向にあります。
購入から数十年経った時計でも、当時の販売価格とさほど変わらない買取を行っているお店もあるほどです。
特に初期のRef.6263やRef.6265については、アンティークロレックスとして価値が高まっています。
ステンレスモデルが高値になる
デイトナの中でも人気が高いのは、ステンレスモデルが挙げられます。
イエローゴールドやホワイトゴールドと比べてデザイン面でも人気が高く、その分入手するのが困難なモデルであるため、買取でも高値が付く傾向にあります。
中古で販売されているステンレスモデルでは、定価以上の値を付けてもすぐ売れるほどです。
また、文字盤のカラーについては、旧モデルであればブラック、現行モデルであればホワイトに人気が集まっています。
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高価買取が期待できるデイトナモデルをご紹介!
ROLEX(ロレックス)のスポーツウォッチの中でも、特別な存在となっているデイトナ。
現行モデルの他にも、高価買取が期待できるあらゆるモデルが存在しているので、紹介していきます。
デイトナ 116500LN
2016年から発売されている、通称「パンダ」と呼ばれるデイトナの現行モデル。
現行ロレックスの中で、最も人気が高いモデルと言われています。
ブラックとホワイトの2種類がありますが、人気が高いのは文字盤がホワイトのモデル。買取額もブラックより10万円~20万円ほど高くなるのが特徴です。
ベゼルとインダイヤルに施されたブラックのコントラストが美しく、スタイリッシュに身に着けられるデザインが人気を集めています。
このデイトナ「116500LN」は、正規店であっても購入することが難しく、常に在庫切れの状態が続いているのが現状。このため、中古市場においてもどんどん需要が高まっています。
特にホワイトは、2016年に発表された直後からプレミア価格となり、相場は落ち着くことなく現在も右肩上がり。発売当初から比べて100万円以上も上昇し続けているというのは、驚きですね。
2018年現在の買取相場は、最高で約215万円まで跳ね上がっています。
デイトナ 116520
2000年~2016年まで製造された1世代前のデイトナ「116520」。
デイトナの中でも極めて人気が高く、定番品としても呼び名が多いモデルです。
こちらは現在生産終了となっていますが、2015年に生産終了になってから価格が高騰しているのが特徴。
先代モデルでありながらも、中古市場で高値で取引されています。
スペックについては現行の116500LNと大きな違いはありませんが、116520はステンレスベゼル+シルバーのインダイヤルという、フェイスの違いは明確です。
ホワイトタイプもありますが、特にブラックの文字盤を採用したデザインが人気が高く、デイトナと言えばこの「116520」というイメージを持つ方も多いです。
現行よりもレーシングテイストが強く、スタイリッシュで男らしいステンレスとブラックのコントラストは、世代を超えて愛され続ける逸品と言えるでしょう。
買取額は、生産終了時からわずか2年で40万円程も高騰し、2018年では160万円前後が買取相場となっています。
15年以上にも及ぶロングセラーだったため、様々なマイナーチェンジが施されていますが、仕様が新しくなるにつれ買取相場も高くなるということを覚えておきましょう。
デイトナ 16520
先ほどの116520のもうひとつ前のモデルが「16520」。
1988年~2000年頃までの製造された、現行モデルの2世代前のモデルとなります。
16520は、自動巻きのデイトナとして初登場したモデルで、ビンテージロレックスとしても注目を集めていることから、中古市場においても買取価格が高騰しているのが注目どころ。
クロノグラフの最高峰ムーブメントとして称される「エルプリメロ」をベースに改良されたCal.4030を搭載していることからも、マニアから根強い人気を誇っているのも理由と言えますね。
デザインにおいては、現行モデル116500LNと同じく、インダイヤルと文字盤の色がコントラストとなっており、スポーティな印象を感じます。
数年前までは約80万円だった買取金額は、ここ2~3年で急上昇し、2世代前のモデルにも関わらず、買取相場は200万円を超えているから驚きです。
ブラック、ホワイト文字盤共に人気ですが、買取店の在庫によって金額が変わるということもあるので、複数のお店で査定をしてもらうようにしましょう。
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激レアモデルは超高額になることも!?
ROLEX(ロレックス)のデイトナは、他のモデルと比べて圧倒的に買取相場が高いということが分かりました。
しかし、さらに超高額になる激レアなモデルも存在しています。
以下のモデルは、希少価値が非常に高く、上記でお伝えしたモデルよりも遥かに高額な査定額になるかもしれません。
■デイトナ P版16520
P番は16520の最終品番であり、通常の生産数よりもはるかに少ないレアモデルです。そのため、状態が良ければなんと300万円以上の買取額が期待できるのです。
■タキメーターベゼルが「200」「225」
16520のタキメーターは通常400メーターとなっています。
しかし、R番・L番の一部個体については、200や225メーターになっています。
これは1988年~1990年までの少ない期間にしか見られないため、市場で出回ることはほとんどなく、かなりのレアモデルとして扱われます。
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ROLEX(ロレックス)デイトナを売るなら買取エージェントへ!
ROLEX(ロレックス)は、クロノグラフの最高峰モデルとして世界中から高く評価されています。
さらに、流通量が少ないことから、定価以上の買取額も夢ではないということが分かりました。
しかし、売却する買取店によっては、査定基準が異なることから買取価格も変動することがあります。
そのため、ROLEX(ロレックス)を少しでも高く売るためには、国内のみならず国外にも流通ルートを確立したお店を選ぶことが重要です。
買取エージェントでは、国外まで独自のルートを確立していることや、ROLEX(ロレックス)の買取実績も非常に豊富なことが強みです。
市場相場を理解した適正価格を付けてくれるので、安心して売却していただけるのではないでしょうか?
いくつか査定するお店のひとつとして、ぜひ買取エージェントを利用してみてください。