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ボロボロでも買取可能?グッチの財布を高額で買取してもらうために

イタリア発の老舗高級ブランド「GUCCI(グッチ)」。

バッグやアパレルを幅広く手掛けてますが、財布は男女問わず人気の高い定番人気アイテムです。

近年では、デザインを若者向けに一変したことで爆発的な人気を獲得しており、買取市場においても需要が急上昇しているブランドといえます。

定番のGGキャンバス以外にも新しいモデルが続々と登場してきているので、新しくGUCCI(グッチ)の財布を買い替えたい!という人も多いのではないでしょうか。

そこで気になるのは「使い込んだ財布でも売れるの?」ということ。

ここでは、ボロボロな財布でも売却できるのか、GUCCI(グッチ)の財布買取の特徴や査定ポイントについてまとめました。

財布には高く売れるまでの「寿命」がある

財布の画像

みなさんは、お持ちの財布をどれくらい愛用していますか?

実は、財布の寿命はごくわずか、3年ほどと言われています。
財布は毎日使うものです。仕様する素材や製造方法によっても変わってきますが、ハイブランドで素材やディティールにこだわったものでも、毎日使えば3年くらいで傷みが表れてくるものです。

レザーの場合、色褪せやべた付きができたり、キャンバスやナイロンの場合でもシミや糸のほつれが出てくるため、かっこ悪い見た目になってしまいます。

そのため、財布の買い替えは3年くらいがベストと言えるでしょう。

これは買取市場においても当てはまることで、販売から時間が経っているものや、使用感が強い財布は買取額も下がりやすくなります。

ただし、「ボロボロだから」「金具が故障しているから」といって、買取ができないという訳ではありません。買取店によっては、使い込んだものや故障している財布でも、買取OKなお店も多いです。

買取額は新品や状態のよい中古品に比べると下がりますが、人気のあるモデルであればそれなりの査定額を提示される可能性もあるので、まずはGUCCI(グッチ)の買取事情について理解しておくことが大切です。

GUCCI(グッチ)財布の買取事情

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ブランド財布は買取店でも買取を強化しているお店が多いですが、GUCCI(グッチ)の場合は中古でどれくらいの人気があるのでしょうか?

世界的にも、日本でも高い知名度を誇るGUCCI(グッチ)ですが、Louis Vuitton(ルイヴィトン)やHermès(エルメス)、CHANEL(シャネル)などと比べると、買取に対する評価はそこまで高くありません。

ブランド買取で最も高値が付くと言われているのがLouis Vuitton(ルイヴィトン)で、財布の買取相場は平均で30%前後と言われています。

一方GUCCI(グッチ)の財布では、買取率は平均15%~20%ほど。

しかし、近年では若者をターゲットとしたデザインを発表していることから、若者層のファンが増えてきており、ブランドの需要も高まってきています。

特に最近発売された若者から人気のラインは、買取率が30%近くになる財布もあります。

GUCCI(グッチ)のブランド全体で中古市場の需要が高まっているため、間違いなく今が売り時と言えるでしょう。

並行輸入品が少ないものは高額買取になりやすい

GUCCI(グッチ)が他のブランドと比べて買取価格が低くくなりやすい理由には、「並行輸入品」が関係しています。

GUCCI(グッチ)では日本に並行輸入品が多数出回っており、通常正規店で購入する値段よりも2割~3割ほど安い値段で手に入れることができます。

さらに並行輸入品の販売店には、販売に至るまで複数の代理店を経由していることもあるため、その中にニセモノが紛れていないとは言い切れません。

並行輸入品は本来、本物であることには変わりはないのですが、上記のような不安点が多いことからも買取価格が低くなりやすい傾向があります。

しかし、GUCCI(グッチ)が近年ブランドコンセプトを一新していることから、並行輸入品が少なくなっています。そのため、昔に購入した財布よりも、最近のモデルの方が高く評価されるようになっています。

高く売れるGUCCI(グッチ)財布のラインをご紹介

GUCCI(グッチ)の財布の中で、高額買取になりやすいモデルをご紹介します。

シマレザー

GUCCIの画像

GUCCI(グッチ)の代表的な「GG柄」が上質なレザーに型押しされた、これぞグッチ!と言える定番ライン。財布の中でも高級なランクに位置しており、素材にもカーフレザーを使用するなど、高級感とシンプルさが人気の財布です。

最近では独創的で斬新なデザインを発表しているGUCCI(グッチ)ですが、オーソドックスなシマレザーの人気は今も健在。

男女問わずシーンを選ばず持てることから、中古市場でも安定した人気があります。

プリンシー

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女性から高い支持を誇るのが、GUCCI(グッチ)らしいラインのリボンが施された可愛らしいデザインのプリンシー。

王道のGGキャンバスやシマレザー、エナメルを素材に使用したシックな財布に、さりげなくリボンがあしらわれることで、上品でフェミニンな印象を与えてくれます。GUCCI(グッチ)の中でも人気が高く、定番デザインは買取市場でも需要が高まってきています。

GGマーモント

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エッジの効いた「GG」ロゴがフロント中央に施された、インパクト抜群のライン。

光沢感のあるレザーと組み合わせることで、高級感たっぷりのデザインに仕上がっています。コンパクトタイプでも十分な存在感があるので、パーティバッグの財布としてもおすすめです。

ブラックやピンク、レッドなど、鮮やかなカラー展開も魅力的。コンパクト財布であれば5万円前後で買えるものが多いので、若い世代にも手が出やすいのではないでしょうか。

GUCCI(グッチ)の中でも比較的新しいモデルなので、買取市場でも高額買取が期待できるでしょう。

GGキャンバス

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GUCCI(グッチ)と言えば、やはり「GGキャンバス」が安定した需要があります。

ベージュやブラックなどのキャンバス地にGGのモノグラムパターンがデザインされていて、中には緑と赤のラインが入ったものなど、幅広いデザインが展開されています。

若者から大人まで幅広く持てるシックなデザインで、流行に関係なく持てることが魅力と言えます。ただし、状態によって買取額が開きやすくなっています。

オールドグッチ

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1980年代に出回っていたモデルをオールドグッチと呼びます。

上質な革を使用し、ひとつひとつ職人の手作業で作られたデザインは、希少価値が高いことから中古市場でも注目されている財布のひとつ。

30年以上前のモデルになるので、状態が良い財布には買取率が30%以上になるケースも珍しくありません。世界のコレクターにも人気が高いので、昔使っていたGUCCI(グッチ)をお持ちの方は、高価買取になるかもしれませんよ。

GUCCI(グッチ)の査定はココがポイント

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ブランド品を取り扱う買取業者は、主に以下の3店を査定のポイントとしています。

・本物かどうか
・人気モデルかどうか
・商品の状態

人気モデルについては上記でお伝えしましたが、それ以前にまずは「本物であること」が大前提となります。

GUCCI(グッチ)のような人気ブランドかつ並行輸入品が多く存在するブランドには、残念ながらニセモノも多く出回っているため、「保証書がある」のように本物である証明ができれば、査定額も高くなりやすいでしょう。

また、財布で特に重要となるのが「状態」です。
中古で財布を購入するとき、できれば使用感がなくて綺麗なものを選びたいですよね。

汚れているものや使い古したものは、大幅に値下がりしやすいため、予想以上に査定額が低くなってしまうこともあるようです。

また、上記の3点以外にも、GUCCI(グッチ)ならではの査定ポイントがあるので、詳しく見ていきましょう。

レザーよりもキャンバスは「状態」が大きく影響する

GUCCI(グッチ)の財布は、レザーを使用したものよりもキャンバス素材のほうが買取額が低くなりやすい傾向があります。

なぜなら、レザーは耐久性が高く汚れが目立ちにくいという性質がありますが、キャンバスはどうしても使用感が出やすく、汚れが目立ちやすいためです。

また、生地に使用感が出るだけでなく、汚れやシミが落としづらく、角擦れや糸のほつれがある場合は、修復が難しいという点もあります。

そのため、キャンバス素材の財布は、状態によって買取価格が左右されやすく、綺麗なものほど高額買取が期待できるでしょう。

オールドグッチは状態が多少悪くても高額買取になるケースも

1980年代以前に出回っていたGUCCI(グッチ)は、オールドグッチと分類されます。
近年のレトロブームのおかげか、このオールドグッチの人気が再熱していて、古くても高額買取になるケースが増えてきています。

財布は状態が悪ければ値下がりしやすいとお伝えしましたが、希少価値の高いオールドグッチに関しては、多少状態が悪くてもそれなりの価格がつく可能性が高いと言えるでしょう。

しかし、ブームが過ぎてしまうと値段が付かなくなるリスクもあるため、売りたいと思った時に売却することをおすすめします。

ボロボロでも売れるのか?

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GUCCI(グッチ)の財布は、モデルや状態によっては高額買取が期待できるということが分かりました。

では、当初の疑問であった「ボロボロでも売れるのか」という点はどうなのでしょうか。

結論から申し上げると、買取ができるかどうかは業者によって異なります。

ただし、ブランド買取を専門に取り扱う買取店であれば、多少汚れや傷があっても買取ができるところが多いようです。

以下のような状態であっても、一度査定に出してみることをおすすめします。

・レザーの色褪せ、日焼け
・角擦れ
・汚れ、シミ
・傷
・糸のほつけ
・型崩れ
・ファスナーの故障
・内部の黒ずみ
・がま口の不具合
・保証書なし
・外箱などの付属品なし

特に、保証書や付属品の有無は、査定額に大きく影響する重要なポイントです。

しかし、財布は定価が比較的安めなので、保証書が無くても本物だと鑑定できれば買取できるケースがほとんどでしょう。

査定額の差が出やすいのがGUCCI(グッチ)買取の注意点

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GUCCI(グッチ)に関しては、他のハイブランドと比べて、商品のラインや状態によって査定額に大きく差が出やすいことが特徴といえます。

Louis Vuitton(ルイヴィトン)などと比べると買取率は10%~20%と低めですが、最近の新シリーズは若者からの需要が高いことから、20%や30%の買取率となるケースも増えてきています。

必ず高く売れるということは言えませんが、近年中古市場でGUCCI(グッチ)の人気が急上昇していることは間違いありません。

GUCCI(グッチ)の財布を売却しようか検討している人は、今のタイミングで売却することが賢明と言えるでしょう。

また、どの買取店を選ぶかによっても査定額が異なります。
最近の人気傾向を敏感に察知している買取店では、GUCCI(グッチ)の買取を強化しているお店もありますが、ブランド買取市場にあまり詳しくない総合買取店などでは、人気ラインであっても査定額が低く提示されることもあり得ます。

できるだけ高い値段で売却したい人は、必ず3社以上の買取店で見積もりをすることをおすすめします。

まとめ

GUCCI(グッチ)の財布は、平均買取率はそこまで高くないものの、人気ラインや新しいモデルに関しては中古市場の人気が急激に高まってきています。

まさに今が「売り時」ですので、財布の買替えを考えている人は、なるべく早く売却する方が良いでしょう。

また、GUCCI(グッチ)の売却は「買取店選び」が重要です。
中古市場の動向をこまめにチェックしていて、国内外に幅広い流通ルートを持つお店を選ぶことで、適正価格を提示してもらいやすくなるでしょう。

買取エージェントでは、海外にも独自の流通ルートを確立し、ブランドの市場動向を常に把握し、買取価格に反映してくれます。

GUCCI(グッチ)の買取実績も非常に豊富ですので、複数店のうちの候補として利用してみてはいかがでしょうか。

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