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ルースでもメレダイヤでも宝石の買取で注意してほしいこと

美しい輝きを放ち、女性なら誰もが憧れる宝石たちは買取市場でも高い人気を誇っています。
宝石は多くのブランドのジュエリーに使用され、ステータスの一つとして多くの女性たちから愛用されています。

エンゲージリングやマリッジリングには宝石があしらわれているものが絶えず人気があり、それぞれの石に込められている思いと合わせて永遠の愛を誓うアイテムとして長年価値のあるものとして認識されています。
何らかの状況によって不要になってしまった宝石たちは、放っておくには勿体ないものばかり。

処分方法や管理方法にお悩みの方はぜひ、買取という方法を選んでみてはいかがでしょう?
ブランドや状態によっては定価に近いくらいの金額で買取が実現するかもしれません。
お勧めしたい買取店を最後に3店舗紹介しています。買取を検討中の方に知ってほしい宝石の情報を解説しているので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

宝石なら何でも買取してもらえるの?

宝石とひとえに言っても世界には100種類以上が存在しています。

四大宝石に始まり各誕生石、その他にも知名度は低くてもコレクターたちか絶大な人気を誇っている宝石などもあります。
希少性の高さによって買取価格も変動し、「あまり高額にはならないだろう」と予想してきたものが思わぬ高額になることが頻繁に起こる買取アイテムです。

特に知名度の高いダイヤモンドは状態にもよりけりですが、基本的に買取を断られるということはあまりありません。
なぜなら鑑定基準が明確にあるからです。
ダイヤモンドには4Cという評価基準があり、この基準に沿ってダイヤモンドの価値を判断することができます。

・Cut(研磨)
・Color(色)
・Clarity(透明度)
・Carat(重量)

しかしルビー、サファイア、エメラルドをはじめとする色石(カラーストーン)たちには明確な判断基準が存在していません。
鑑定士たちの経験や知識から判断され金額が付けられるため、アイテムによっては数万円単位の差が生じるものもあります。
ダイヤモンドと同じように色や透明度はもちろん重視され、産地や希少性なども見られる色石は非常に鑑定が難しいものです。

さらに 宝石を専門的に買取していない買取店なら断られてしまうこともあります。
なぜ色石は買取を断られてしまうことがあるのでしょうか。

見分け方が難しい

買取店に持ち込まれる色石の中には模造品や人工石、天然石などの種類があります。
明確に判断するための基準が存在していないために、評価をつけるには相応の経験や知識が必要になってきます。
資格を所有して実力の伴った鑑定士が所属していない買取店では正確な価値が判断つかないために断られてしまうことが出てきてしまいます。
街中にあるリサイクルショップなどではもし買取を受けてくれたとしても正しい価値を見極められていない可能性もあるため、
色石を含む宝石類の買取には専門的に取り扱っている買取店へ依頼することが最適です。

相場がない

上記に記載しているように評価基準がないということはもちろん、相場も存在しないことになります。
金などの貴金属やダイヤモンドは日々変動する相場があるため事前に買取金額を調べていくことができますが、一般の方が色石の相場を知る術はなかなかありません。
宝石買取の市場では一応色石のマーケット相場というものが存在しますが、明確なものではないためさらに判断する情報にはなりません。
買取実績から似たようなアイテムやブランド、カラット数などを確認して見積もりを依頼することしか売却前に金額を知る方法がありません。

販売先がない

メレダイヤは小さいサイズなだけで買取価値は十分にありますが、ルースに関してはジュエリーではなく土台から外された石となってしまっています。
販売ルートが海外やオークションなどまで広がっている買取店でないとなかなか再販することが難しくなります。
ルースは日本国内での需要は少なく、ジュエリーでなければ買い手が確保し辛いものとなるため買取店によっては断られてしまうことがあります。
そのためルースやメレダイヤを高く売却するためには販売ルートが海外などにまで広がっているところを選ぶと良いでしょう。

買取時に注意してほしいこと

一般的に宝石を買取店で売却した際に得られる収入は「譲渡所得」という課税区分に分類されます。
売却したものによって負担しなくてはいけない金額が変わってきますが1つの宝石を売却した際に30万円以上の金額を得た場合のみに税金が発生します。

しかしこの譲渡所得も一概に30万円以上というわけではなく、

「売却して得た金額 - (購入した金額+購入時にかかった経費) - 特別控除」

特別控除は譲渡所得のみに発生するもので50万円が控除され、譲渡益から50万円を引いた金額が30万円を上回ると課税対象になります。
この内容を判断しておかなければ高額で売却できた場合、思わぬ損害を生んでしまうかもしれません。

宝石買取時には課税内容を把握してから依頼することがお勧めです。
その他にも偽物が出回っていることもあり、買取を断られてしまう時は鑑定が難しいからではなく買取できないからということもあります。

偽物と知りながら再販してしまうことは犯罪行為に該当してしまうため、買取業者側は買取することができません。
ですが明確に偽物だとわかる条件はないため、違和感を覚える宝石類は買取を断る店舗が増えています。
買取を断られた場合、理由を教えてくれることは少ないため偽物である可能性があります。他の買取店でも買取を断られてしまうかもしれないため、注意が必要です。

また売却前には一度宝石専門のクリーニング店を利用するなどして見た目を良くしておくことも必要です。
自宅でできるクリーニング方法もあるため、宝石によって正しいお手入れ方法を施しておくようにしましょう。

用意しておくといいもの

ブランドのジュエリー類はボックスや袋、不織布、説明書などの付属品を揃えて売却する方が良いとされています。
中古品を購入する時に少しでも新品と同じ状態になっている方が買い手が付きやすいため、買い手のつきやすいアイテムは高額で買取してくれる対象になりやすいです。
高額で買取してもらうためには付属品の準備と合わせて、宝石類のみについてくる鑑定書や鑑別書が大切になってきます。

鑑定書

ダイヤモンドに発行される証明書です。上記で紹介した4Cが記載され、ダイヤモンドの価値を判断するために必要なものとなります。
紛失してしまってしまっていたりすると減額対象となってしまうこともあるため、なるべく購入時から保管しておくようにしましょう。

鑑別書

人口石・天然石かどうかなどや屈折率、色彩などその宝石についての情報が載っている証書です。色石などの判断基準がない宝石にも発行ができ、買取市場でも価値を見極め辛い色石には鑑別書の有無が重要になってきます。
揃えて出品することで本来の価値を見極める材料として、高額取引のきっかけに繋がるかもしれません。
どんな宝石にも発行され、もちろんダイヤモンドでも鑑別書は用意することができます。

買取店選びが重要なポイント

宝石の買取はとにかく買取店によって大きく金額が変わってきます。
高額に買取してもらうためにも買取店の選び方は重要なポイント。しっかり吟味して納得のいく取引になるよう、買取店は複数の店舗に見積もりを出してもらうようにしましょう。
宝石の買取にお勧めしたい買取業者を3店ご紹介します。

1.エコリング

ブランド品や機器族の価値織を行っている「エコリング」。
しっかり査定内容と結果を確認できるため宝石の買取では店舗で対面しながら買取してもらうことが推奨されています。
エコリングは国内に所有する店舗数が83店舗と業界内でも最多の数を誇ります。在籍している鑑定士も200名以上の大規模買取業者です。

ルースでも販売できる海外への展開もしている点も魅力の1つです。世界の宝石学などの宝石教育を提供している期間GIAの資格を取得しているため、ダイヤモンドなどの鑑定も正確な価値を判断してくれます。
お近くに店舗がある方は無料見積もりだけでも依頼してみてはいかがでしょう。見積もりを出してもらうと具体的な買取へのイメージが湧きやすくなるため、まずは見積もりを依頼することが大切です。

2.コメ兵

コメ兵

自社内で高いメンテナンス力を持っている「コメ兵」では他店では断られてしまった傷の多いアイテムでも買取してもらえるかもしれません。
エコリング同様に販売ルートを海外にまで広げているため、ルースもジュエリーもしっかり価値本来の価格で買取してもらえます。
全国に34店舗を所有し、店舗だけでなく出張買取・宅配買取といったニーズに合った買取豊富尾を選ぶことができます。

長い歴史を持つ買取業者ということもあり、過去の実績はかなり豊富に揃っています。
とりあえず見積もりだけ知りたいという方は一度依頼してみてはいかがでしょう。

3.買取エージェント

買取エージェント 画像

まだ創業から年数が経っていないにもかかわらず話題になっている「買取エージェント」。
メディアでも何度も取り上げられ、店舗数は上記に比べて少ないですがこれからまだまだ成長を続けていくことが期待されている買取業者です。
販売ルートは自社内で国内外に所有し、自社で開催しているオークションもあるためルースでもメレダイヤでも安心して売却することができます。
買取手段も宅配・出張と遠方に住んでいる方や売却したい品物が増えてしまった場合などでも利用できる方法が揃えられています

過去の買取実績でも詳しく品物のことが記載されているため、今売却を検討されているアイテムと同じものが見つかるかもしれません。
所属している鑑定士の方々は業界での経験年数が豊富なため、色石の鑑定も支障なく受け付けてくれます。

とにかく買取価格を高額にしたいという方は無料で簡単に依頼できるLINE査定やメール査定を利用してみて下さい。

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