ロレックスは偽物に注意!コピーと本物の見分け方を伝授
高級時計ブランドの中でもトップクラスの人気と知名度を誇るROLEX(ロレックス)。
ステータスの象徴ともいわれており、一生に一度の時計を手にしてみたい!という人も多いでしょう。
しかし、高く評価されているのと同時に、多くのコピーや偽物が出回っているのも現状です。
しかも、単なるコピー商品といってもその作りは粗悪なものから巧妙なものまで様々で、プロの鑑定士が見ても難しいほどムーブメントまで精巧に作りこまれているものもあるため、ひと目見ただけでは偽物かどうか分からないものもあるほど。
せっかく購入したROLEX(ロレックス)が、偽物だと分かったらとてもショックですよね。自信を持って本物を手にするためにも、コピーかどうかを判断する見極め力を養っておくことが大切です。
ここでは、ROLEX(ロレックス)のコピー商品を見抜くポイントを伝授します。
「中古購入を考えている」
「持っているロレックスは偽物なのか心配」
「売却するまえに偽物かチェックしたい」
このような方は、事前にコピー商品との見分け方を知っておくと良いでしょう。
目次
まず始めにチェックすること
偽物のROLEX(ロレックス)を掴まされないためには、細かな部分を見て判断する以前に、まず以下のことを確かめるようにしましょう。
保証書のシリアルナンバーと合致するか
ROLEX(ロレックス)を購入する際は、まず保証書(ギャランティカード)があることが大前提です。
保証書は年代によってデザインが異なりますが、「紙タイプ」「カードタイプ」があり、2006年までは紙製、それ以降はカードタイプとなっています。
メーカーの保証期間が記載されているうえ、「いつどこで誰が購入したのか」という情報と「型番やシリアルナンバー」が記載されています。
シリアルナンバーとは、時計の個体に関する番号ですので、同じものはありません。
そのため、偽物でないか確かめるためには、まずシリアルナンバーが本体と合致しているかを調べましょう。
シリアルナンバーが刻印されていない、又は異なっている場合は、偽物であることが分かります。
しかし、この保証書自体を巧妙にコピーしている可能性もあるため、保証書だけで信用してしまうのはまだ早いと言えます。
直観的に安っぽくないか
これは感覚的な問題になりますが、ROLEX(ロレックス)のコピーを見分けるときには、ひと目みたときの直観的な判断を信じてみることも大切です。
高い製造技術を採用し、素材においてもこだわりを惜しまないROLEX(ロレックス)では、その高級感や重厚感、繊細さは格別です。
そのため、何となく安っぽく見えたり、印字やディティールが雑に見えたり、身に着けたときに「あれ?」と思うものは偽物かもしれません。
本物のROLEX(ロレックス)であれば、身に着けたときの装着感や、圧倒的な存在感が全く違うはずです。
つまり、こういった直観的な判断を踏まえると、実際に手に取って実物を見てみることが重要です。
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ここをチェックしよう!コピーを見分けるポイント
ROLEX(ロレックス)は、スイスの高い技術を採用した一流の時計職人が製造しています。ムーブメントからケースデザイン、文字盤の細かな部分まで、妥協を許さず一つずつ丁寧に制作されています。
そのため、見た目の美しさや細部まで洗練されたデザインは、簡単にコピーできるものではありません。
精巧に作りあげたコピーでも、細かい所を見るとアラが見つかり、どうしても安っぽく見えてしまうのです。
コピーのROLEX(ロレックス)を見分けるためには、以下の細かなポイントに注目してみてください。
①ダイヤルの王冠ロゴの形と作り
ROLEX(ロレックス)のシンボルマークである「王冠」には、コピーを見分けるポイントがあります。特にダイヤルに配置されているロゴはブランドの看板部分でもあるため、偽物でも精巧にされていることがあります。
以下のポイントに注意して見てみてください。
■染料の塗り方
ROLEX(ロレックス)の王冠マークは、文字盤に立体的な染料もしくは金属で成形されているため、横から見るとふっくら立体感があります。
直接プリントや手書きされたようなものは偽物と判断することができます。
■王冠の形
ロレックスの王冠マークは、先端に向けて5本の線が細くなっていくのが特徴です。そのため極端に細くなり過ぎているものや、太すぎるものは偽物と判断できます。
さらに、王冠の下部にある「くりぬきの形」にも注目しましょう。偽物では、穴が小さすぎたり歪んでいるものがあります。
②王冠の透かしマーク
クリスタルガラスの6時位置には、うっすらとROLEX(ロレックス)の王冠の透かしがあります。
昔のモデルには入っていないものもありますが、現行モデルでは特殊技術のレーザーで王冠が付けられています。
肉眼では少し見えづらいものなので、大きくはっきり印字されいたり、バランスが悪いものは偽物の可能性が高いと言えます。
また、ダイヤルの王冠の下に書かれている「ROLEX(ロレックス)の文字」が、太めのフォントや細すぎる場合にも注意です。
③ブレスレット
ブレスレットには、偽物かどうか見分けるポイントがいくつか存在します。
チェックするポイントは以下の3つです。
■ブレスレットナンバー
ROLEX(ロレックス)のブレスレットには、モデルごとのブレスレットナンバーがあります。無い場合、もしくはモデルとは相違する番号の場合はコピーと判断できます。
■ブレスレットの王冠マーク
ベルト内側に王冠マークが施されているか確認しましょう。
無い場合、もしくは形に違和感がある場合は偽物の可能性が高いです。
■ネジの作り
ブレスレットのネジの長さや幅を確認しましょう。
ネジがブレスレットの幅より少しでも短かったり、長い場合は要注意です。
■垂れ下がり
時計を持った時に、ステンレスブレスレットがだらんと垂れ下がるものは偽物の可能性があります。
④秒針の動き方
本物のROLEX(ロレックス)は、秒針がスムーズに流れています。
1秒ごとにチッチッチと小刻みに動くものは、偽物と判断することができます。
⑤日付で判断する
デイト表示があるモデルの場合、日付を変えてみてください。
本物は午前0時になると一瞬で切り替わりますが、日付が徐々に変わっていくものは偽物、もしくは故障している可能性が高いです。
また、日付を変えたときにはカチッと音がするのが本物です。
⑥ガラス
現行のROLEX(ロレックス)モデルは、全てサファイアクリスタルが使用されています。ダイヤモンドの次に固いと言われるほど硬度があるので、ガラスに傷がある場合は偽物の可能性があります。偽物は硬質ガラスを使用されているものがあります。
また、デイト表示があるモデルは、拡大鏡が小さく映る場合は要注意です。本物はくっきり良く見えます。
⑦ムーブメント
偽物の中でも、スーパーコピーと呼ばれるものはムーブメントまで細かく似せて作られています。しかし、偽物は細かく見ると仕上げが粗かったり、研磨が雑になっています。
他のムーブメントから流用したパーツを使用がないか、モデルとキャリバーナンバーが合っているかを確認しましょう。
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コピーの傾向をまとめてみると…
ROLEX(ロレックス)のコピーや偽物を見分けるためのポイントを7つ上げました。
本物との差が出やすい箇所を以下にまとめてみました。
・刻印が無い
・型番とモデルの特徴が一致しない
・保証書の情報と異なる
・針やインデックスが雑、歪んでいる
・王冠の透かしが肉眼でくっきり分かる
・操作性、装着感が悪い
・王冠マークの位置や形が異なる
ひと目見るとすぐ判断できるものから、見分けにくい細かな部分もありますが、本物は細部までクオリティが高く、見た目だけでなく装着感や操作性も異なります。
少しでも雑だなと感じたときは、偽物を疑うようにしましょう。
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それでも分からないときは?「日本ロレックスにオーバーホールを依頼する」
本物かの自己判断が難しい場合、一番信頼できる手段は日本ロレックスに修理の見積もりを依頼することです。
正規店で修理できるのは本物のROLEX(ロレックス)のみですので、万が一お持ちの時計が偽物やコピーである場合は、正規店での修理を受けることができず、お断りされてしまいます。
つまり、もし「当店では対応できない」と言われた場合は、お持ちの時計が偽物であることの証明となります。
「購入したロレックスが偽物かもしれない」
「買取前に本物かどうか確かめたい」
このような方は、ぜひオーバーホールを依頼してみてください。
本物のROLEX(ロレックス)であった場合は、修理証明書をもらうことができるため、買取の際に査定額アップに繋がりやすくなるメリットもあります。
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偽物を掴まされないために!
超高級品のROLEX(ロレックス)は、そう簡単には買い替えたりできるものではありません。一生ものの買い物で偽物を掴まされないためには、以下の購入方法には気を付けておきましょう。
中古購入はお店選びを慎重に
世界的に人気の高いROLEX(ロレックス)は、日本でも多くの中古品が販売されています。そのため「少しでもお得に買いたい!」という方は、中古での購入を狙ってる方も多いのではないでしょうか?
しかし、偽物を掴まされないためには、この中古購入のお店選びが重要です。
中古の時計販売ショップでは、偽物と分かって販売している悪徳業者のみならず、本物だと思って偽物を販売してしまっている業者もあります。
「お店に並んでいるものだから」と安易に信用してしまわず、本当に本物のROLEX(ロレックス)なのかを自分で見分けることが大切です。
そのためには、まず時計専門店などの信頼できるお店を選ぶことがおすすめです。
あまりにも格安で販売されている中古ショップなどは、偽物を販売している可能性も高いので要注意です。
オークションやネット販売は控える
ROLEX(ロレックス)が本物かどうか見分けるためには、細かなディティールまでチェックする必要があります。
そのため、ネット上の画像だけで判断したりするのは危険です。
ネット販売はオークションは後々トラブルにもなり兼ねませんので、ROLEX(ロレックス)のような偽物が多く出回っている商品は、現物を見て購入するのが望ましいでしょう。
実物を手に取ってみることで、少なくとも高級感やディティールの繊細さが分かるかと思います。
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売却の際はお店選びが肝心
もしROLEX(ロレックス)を売却しようと検討されている方は、買取に出す際のお店選びが肝心です。しっかりROLEX(ロレックス)の査定知識があり、買取実績が豊富な買取店を選びましょう。
また、ROLEX(ロレックス)は国内外問わず人気が高いため、海外にも流通ルートを持っているお店を選ぶことで、高めの買取額になる傾向があります。
ROLEX(ロレックス)は有名ブランドなので、ブランド買取店にとっても喉から手が出るほど欲しい商品です。その分お店選びで査定額が少しずつ異なるため、一番高く買い取ってくれるお店を選びましょう。
複数の買取店で査定額を比較したり、市場相場を把握しておくのも高価買取のコツと言えるでしょう。