ロレックスの本物はココが違う!騙されないための見分け方
ROLEX(ロレックス)の時計は非常に高価なため、一生に一本の時計として購入を検討される方も多いでしょう。
しかし、世界的にも人気の高いROLEX(ロレックス)は、中古市場で偽物が多く出回っていることが問題となっています。
正規店で購入すればそのリスクは避けられますが、中古販売店やネットなどで購入する場合は特に注意が必要です。
では、偽物を掴まされないためには、どのような点に着目して見分けたらよいのでしょうか?
今回は、ROLEX(ロレックス)の本物を見分けるためのコツにをご紹介します。
目次
細かな部分で「アラ」が見えてくる偽物品
スイスを代表する高級時計ブランド「ROLEX(ロレックス)」。
その確固たる地位を築いたのには、単に人気が高いというだけではありません。
ROLEX(ロレックス)では、熟練したプロフェッショナルたちの並ならぬ努力によって、複雑で精巧な機械式時計を作り上げています。さらに、細かなディティールまで一切の妥協を許さず、文字盤や針、ブレス、リューズ、ベゼルなど、ひとつも欠けることなく完璧に仕上がっています。
そのため、偽物を製造する悪徳業者がそう簡単にマネできる技ではありません。
一見ディティールが同じように見えても、インデックスやロゴのディティール、重量感、着け心地などは天と地の差があるでしょう。
偽物の中には、巧妙に作りこまれたランクの高いもの存在しますが、時計から滲み出てくる「品格」が本物とは異なるのです。
本当にROLEX(ロレックス)が好きな方であれば、実物を見てみるとその違いに気付くはずです。
・手に取った時の重量感
・手触りとディティールの繊細さ
・エッジが立っているか
・ブレスレットの着け心地
・高級感溢れる雰囲気
これらは、どれだけ力を注いで偽物を作っても、再現が難しいものです。
肉眼で分からないときは、ルーペなどで見れば一目瞭然でしょう。
細かな部分までチェックすることで、少なくとも偽物の中でも低ランクの粗悪品に関してはすぐに判断できることでしょう。
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本物を見分けるポイント
粗悪品に関しては簡単に見破ることができたとしても、精巧にコピーされた偽物品は、素人ではなかなか見分けが付かないケースもあります。
しかし、インデックスやロゴなどの細かなディティールをチェックすることで、本物との違いの気付くはずです。
そのためには、まずは正規店で本物のROLEX(ロレックス)を手に取ってみることをおすすめします。中古で購入する場合も、一度正規店で本物を体験することで、その時計から溢れるオーラやディティールの繊細さが分かるはずです。
そして、正規店以外で購入する際は、実際に見た本物のROLEX(ロレックス)とどんな点が異なるのか、間違い探しをしてみてください。
チェックするポイントとしては、
・文字の印刷や加工
・ベゼルも目盛り
・ブレスレットのしなり
・エッジや加工の処理
・メモリ幅や文字のバランス
・秒針の動き
などが挙げられます。
製造時期やモデルによっても若干の作りが異なりますが、「明らかに作りが雑」「配列や全体的なバランスが取れていない」と感じる場合は、偽物と判断するのが賢明でしょう。
これらのチェックポイントを、以下で詳しく説明していきます。
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まずは「型番」「モデル名」をチェックする
ROLEX(ロレックス)が本物であるかどうか調べるためには、まず初めに型番を調べましょう。ROLEX(ロレックス)の時計には、ケースに型番が刻印されており、発売されているモデルごとに割当てられています。
インターネットで「モデル名」を入力して検索すれば、すぐに合致する型番を調べることができるので、万が一合わない型番が刻印されたり、そもそも刻印がない場合には、偽物だと判断することができます。
また、中古等でROLEX(ロレックス)を購入した場合、保証書が付属されていると思います。保証書には個体ごとのシリアルナンバーが記載されており、世の中に同じものはひとつも存在しない仕組みとなっています。
つまり、時計本体に書かれているシリアルナンバーが保証書と異なる場合は、偽物と判断することができるということです。
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王冠マークの形とバランス
ROLEX(ロレックス)では、全てのモデルにブランドのシンボルである「王冠マーク」が刻印されています。
印字方法は、以下のモデルは白でプリントされています。
・エクスプローラー
・サブマリーナ
・GMTマスター
一方、その他の以下のモデルはロゴが「アップライト仕上げ」と呼ばれる、文字が立体的に見えて視認性を高める仕上げが施されています。
・デイトナ
・オイスターパーペチュアルデイト
特に、アップライト仕上げの偽物品に関しては、そのまま銀色でプリントされるケースが多いため、粗雑さが目立ちやすいと言えます。
また、王冠マークの形が歪んでいたり、太さが極端に細い場合などは偽物の可能性があります。王冠マークの下に印字されている「ROLEX」という文字とのバランスにも注意しましょう。
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ロレックスのロゴは文字の形を見る
ROLEX(ロレックス)の文字盤には、「ROLEX」というロゴとモデル名がプリントされています。
黒文字盤の場合は白文字、白文字盤の場合は黒文字というのが基本ですが、偽物かを見分けるためには、このロゴや文字の形をチェックしましょう。
なかなか肉眼では判別が難しいですが、ルーペで見れば細かな文字のフォントやスペースの開き具合、文字の形などが見えやすくなります。
偽物品に多いのは、
・フォントが太め
・文字のスペースが開きぎみ
・フォントが縦長寄り
・プリント感が強い
このように、文字のプリントが雑で締まりが無いのが特徴です。
ただ、偽物品をみるだけではなかなか判断が難しいため、本物と比べるのが望ましいでしょう。
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「デイト表示」のレンズと日付変更タイミング
デイトジャストやサブマリーナ、エクスプローラーⅡに採用されているデイト表示には、「サイクロップレンズ」と呼ばれる、日付を拡大して視認性を高める機能が備わっています。
これらのデイト表示モデルでは、サイクロップレンズによって本物か偽物かの判別がしやすくなります。
本物のROLEX(ロレックス)の拡大率は約2.5倍となっており、文字がスッキリ見えやすいのが特徴ですが、偽物の場合は文字がぼやけていたりと、拡大鏡としてのクオリティが低いです。
さらに日付変更のタイミングですが、本物であれば0時と同時に素早く変わるのに対し、偽物のほとんどは徐々に日付が変更していきます。
もし日付を変えてみてゆっくり数字が変わる場合は、偽物と判断すると良いでしょう。
また、小窓に表示される文字のフォントによって、本物とコピーを判別することもできます。
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リューズの王冠マーク
ROLEX(ロレックス)すべてのモデルのリューズには、王冠マークが刻印されています。
さらには、王冠マークの下部にはリューズの形式が判別できるようにマークが刻印されています。
本物のリューズでは、王冠マークがくっきり繊細に刻印されていますが、偽物ではリューズ自体の形状や王冠マークも粗雑なものが多いです。
また、本物は「ねじ込み式リューズ」を採用していますが、コピーなどは質が悪いリューズを使用しているケースもあります。
さらに、リューズを巻き上げる際の感覚においても、偽物を判別しやすくなります。
極端につまみが持ちづらかったり、巻き上げがスムーズにできない場合は、偽物を疑うようにしましょう。
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秒針の動きを見る
本物のROLEX(ロレックス)かを判別するためには、動いている秒針から確認することができます。
偽物の品の中には、1秒ごとにカチッと秒針が小刻みに動くものがありますが、この場合は偽物だと判断できます。
なぜなら、本物であれば、秒針が滑るようにスムーズに動いています。
1秒ごとに小刻みにならないので、購入時には必ず動いている時計をチェックしてみてください。
これはひと目で判断できるポイントなので、初心者の方でも見分けが付きやすいのではないでしょうか。
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偽物かもしれない時は、正規店でオーバーホールを依頼してみる
上記でお伝えした項目を確認してみて、「もしかしたら偽物かも?」と思った方もいると思います。
もし今お持ちのROLEX(ロレックス)が本物かどうか判別できないという場合は、日本ロレックスにオーバーホールを依頼してみる方法が手っ取り早いと言えます。
日本ロレックスでは、本物のROLEX(ロレックス)しかオーバーホールや修理ができないようになっています。つまり、オーバーホールを依頼して問題なく完了すれば、お持ちの時計は本物のROLEX(ロレックス)である確証となります。
反対に、「ここでは受付できない」と断られた場合は、残念ながらお持ちのROLEX(ロレックス)が偽物だということになります。
オーバーホールは多少費用がかかってしまいますが、今後も長く愛用したいという方は行って損はありませんから、気になる方はぜひ依頼してみると良いでしょう。
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中古購入は信頼できるお店で
本物のROLEX(ロレックス)を見分けるポイントをご紹介しました。
これで粗悪なコピーには騙される心配はないと思います。
しかし、残念ながら年々完成度の高い偽物品が登場してきているのも事実。
ディティールのみならずムーブメントまで巧妙に似せて作られており、中には保証書まで完全に再現しているものもあります。
その場合は、素人の目では判別するのはとても難しいと言えるでしょう。
偽物を掴まされないためには、中古購入に十分に気を付けることが重要です。時計の鑑定に確かな目を持つスタッフが在籍しているショップを選びましょう。
また、お店選びの際には以下のポイントを抑えておきましょう。
・極端に安いものは疑う
・中古相場を把握しておく
・付属品や保証書などが一式揃っているものを選ぶ
・現物を見て決める(ネット購入は控えた方が良い)
なお、手持ちのROLEX(ロレックス)を現金化しようと検討中の方も同様に、買取店選びが重要です。
ROLEX(ロレックス)の買取実績が豊富で、市場相場を査定額に反映してくれるお店がおすすめです。
買取エージェントでは、ROLEX(ロレックス)の市場相場を理解し、モデルごとの需要に見合った適正価格をつけてくれます。高級ブランド時計の買取実績も豊富ですので、候補に入れてみてください。
なお、LINEで簡単に査定ができる便利なシステムも導入しているので、「まずは査定だけ」という方にもおすすめです。
購入・売却してから後悔しないために、本物を見分ける知識を身に着けるだけでなく、お店選びにもこだわるようにしましょう。