買取率50%以上も!カルティエ初のメンズウォッチ「カリブル」の 買取相場とは
Cartier(カルティエ)初のメンズラインとして誕生したウォッチコレクション「カリブル」。これまでCartier(カルティエ)と聞けば女性向けのドレッシーで華やかな時計というイメージがありましたが、カリブルはそんなイメージを一変し、スポーティで頑丈な男らしいデザインとして登場。
ジュエリーブランドでありながら、ロレックスやウブロなどのスポーツウォッチに負けない洗練されたデザインは、大人男性から高く評価されています。
では、カリブルをもし売却しようする場合、どれくらいの値段が付くのでしょうか?
自宅で眠っているだけのカリブルは、買取サービスで現金化するのがおすすめです。
「新しい時計を買う軍資金にしたい」
「使わなくなったから売却を考えている」
という方に向けて、Cartier(カルティエ)カリブルの買取事情についてお話ししたいと思います。
高く売るためのコツについてもご紹介しますので、売却を検討中の方は必読です。
目次
カルティエ時計の買取事情について
ジュエリーブランドとして長い歴史を持つCartier(カルティエ)。
宝石を取り入れた華やかで美しいジュエリーは、世界の女性たちの憧れの存在となっており、マリッジリングなどにも選ばれることが多いです。
時計の人気が高まったのは、飛行用として制作された時計がファッションにも取り入れられるようになったことからです。代表的な「サントス」は、Cartier(カルティエ)時計の魅力を世界に広めた名作とも言われています。
そんなCartier(カルティエ)の時計は、本格的なウォッチメゾンに対抗できるほどの機能性と精巧度の高さを備えていることから、時計愛好家からも高く評価されているのが特徴。
買取価格も比較的高い傾向にあります。
特に人気が高く買取額が高くなりやすいのは、古くから現在まで続くシリーズである
・サントス
・ベニュワール
・タンク
などが挙げられます。
買取率は美品であれば50%以上の高値がつくこともあります。
その他のモデルに関しては、上記モデルよりは買取率は低くなる傾向にありますが、中古市場での買取価格が安定しているモデルには以下が挙げられます。
・パンテール
・ロードスター
・カリブル
・バロンブルー
これらのモデルに関しては、モデルに使用されている素材や状態によっても変動しますが、買取率は30%~40%と言われています。
高く売れやすいモデルの特徴
Cartier(カルティエ)時計では、様々なコレクションが展開されているだけでなく、使用される素材もモデルごとに大きく異なります。
例えば、ゴールドやプラチナ、ダイヤモンドをふんだんに施した装飾のモデルは、定価が100万円以上になることも。ジュエリーブランドであるためか、こういった高価な素材を使用したモデルが多いことが特徴です。
しかし、こうしたモデルは中古市場でも高価なため、需要が限定的な側面があります。
装飾が少なくスタンダードなモデルの方が圧倒的に人気が高いため、リセールバリューという点で考えるとスタンダードモデルの方が価値が高いと言えるでしょう。
GUCCI(グッチ)の買取はどこがいいの?高価買取のノウハウをご紹介!
最近、愛用者が急激に増えているGUCCI(グッチ)。 男女共に人気が高く、最近では20代の若者から絶大な支持を集めて…
カリブルの特徴と人気
2010年のジュネーブサロン(国際高級時計サロン)で発表された、Cartier(カルティエ)初のメンズ時計コレクション「カリブル」。
ジュエリーブランドでありながら、Cartier(カルティエ)初の自社製自動巻きムーブメント「キャリバー1904MC」を搭載するなど、本格的なスポーツウォッチとして登場しました。
これまで女性人気が圧倒的に高かったCartier(カルティエ)ですが、このカリブルの登場で男性からの注目を集め、高級スポーツウォッチとしての仲間入りを果たしています。
見た目のスタイリッシュさと、Cartier(カルティエ)ならではのモダンな雰囲気は、ラグジュアリーでありながら男性らしい力強さを放っています
“いかにもブランド時計”という主張の強さがないので、嫌味なくスマートに身に着けられるのが魅力。時計選びに個性や品の良さを重視したい男性に人気を博しています。
時計製造へのこだわり
カリブルがこれだけ男性を魅了する理由は、やはり時計製造にかける強い意気込みが感じられるからではないでしょうか?
Cartier(カルティエ)が作る時計には、もともと他社製のムーブメントがベースとして採用していました。
しかし、今回初めてCartier(カルティエ)が設計・開発・製造を手掛け、自社一貫生産でムーブメントを完成させました。この自社製自動巻きムーブメント「キャリバー1904MC」が搭載されて誕生したのが「カリブル」なのです。
カリブルとは、時計用語では「ムーブメント」という意味で用いられていることからも、Cartier(カルティエ)時計の歴史を変えた、こだわりのコレクションであることが分かります。
ビジネスユースしやすいデザイン
Cartier(カルティエ)には、ケースや文字盤のデザインが異なる様々な時計を展開していますが、カリブルではラウンド型のシンプルなフォルムが特徴。
インデックスにはローマ数字が採用され、「Ⅻ」の文字が大きく配置されており、数字を繋ぐ分数字には路線のようなデザインが施されています。
通常モデルでは6時位置にスモールセコンド、3時位置にはデイト表示があり、日付は3日分が表示される仕組みなので、分針が重なってもひと目で日付を確認できます。
このように、カリブルは実用性が非常に高く、ビジネスユースにぴったりなことから、男性から支持されている理由と言えるでしょう。
宝石買取を検討中の方必見!都内で信用できる買取業者とは?
東京都内で宝石を売却したいと検討されている方にぜひお勧めしたい買取業者をご紹介します。 宝石を売却するのに最も重要なこ…
カリブルの種類
カリブルには、基本的なデザインや機能をベースとして、様々な機能をプラスした様々なモデルが展開されています。
①カリブル ドゥ カルティエ
カリブルの中でもシンプルで使いやすいモデルがこちら。
レザーベルトを使用したものは上品でクラシカルな印象が強く、落ち着いた印象があるのが特徴。
その他にもピンクゴールドや、ブラウンレザーベルトを用いたモデルもあります。
ドレスにもビジネスシーンにも合わせやすいので、選ばれることが多い一本です。
②ダイバー
2014年に発売されたCartier(カルティエ)初の本格ダイバーズウォッチ。
防水300mや回転防止ベゼルなどのダイバーズウォッチに欠かせない機能が備わっており、国際規格の条件も満たしています。
インデックスにはスーパールミノバを塗布し、見た目も機能面も「これぞダイバーズウォッチ!」と言いたくなる堅牢なデザインとなっています。
ステンレスベルト以外にもラバーベルトも展開され、文字場のカラーの種類も豊富です。男心くすぐる一本として絶大な人気を誇っています。
③クロノグラフ
2013年に発表された、クロノグラフ機能付きのモデル。
文字盤の3時と9時位置にはスモールセコンドが表示され、クラシカルなデザインの中にもスポーツらしさが際立っています。
レザーベルト、ステンレスベルトのモデルがありますが、耐久性に優れたステンレスベルトの方が人気が高くなっています。
クロノグラフモデルでありながら武骨さは控えめなので、ビジネスシーンにも合わせていただけます。
人気はあるのに買取額は低い?意外とシビアなサファイアの買取事情
青々と美しく輝くサファイアは、ダイヤモンドやルビーと並んで人気のある宝石です。その圧倒的な美しさは、今も昔も多くの人々を…
カリブルの買取相場は?
カリブルの買取では、モデルによって買取相場が異なるのが特徴。
プラチナやダイヤモンドなどの高級素材を使用しているものは定価が高いため、その分買取額も高くなりますが、定番人気のモデル・カラーの方が中古市場での需要が大きくなっています。
カリブル ドゥ カルティエの買取率でみると、
■ステンレスベルト:定価の40%~50%
■レザーベルト:定価の30%前後
が相場となります。
しかし、特に買取相場が高くなりやすいのは、「ダイバー」「クロノグラフ」と言えます。買取率は定価の50%~60%程度が相場です。状態が良ければ70%以上の値が付く場合もあります。
このように、カリブルの買取相場は安定して高いのが特徴です。
さらに、新作であればあるほど高額買取が期待できるため、使用していない時計は早めに売却することをおすすめします。
0.5カラットのエメラルド買取前に知っておくべきエメラルドの秘密
5月の誕生石として日本国内でも高い人気を誇る「翠玉」ことエメラルド。世界4大貴石の1つでもあり、深く吸い込まれそうな緑色…
カルティエの時計を高く売るために
Cartier(カルティエ)は、ブルガリなどと並んで世界的なハイブランドという位置づけです。そのため、基本的にはどの買取店も高額買取で取引していることが多いでしょう。
しかし、買取店によってそれぞれ査定基準・在庫状況・ブランド知識などが異なるため、お店によっては平均額よりも下回った価格を提示されてしまう可能性もあります。
少しでも高額買取を狙うためには、お店の状況や特徴を調べておくことが大切です。
ここでは、Cartier(カルティエ)時計を売るときの買取店選びのコツについてご紹介します。
ポイント1.お店が強みとするジャンルを調べる
買取店と一口に言っても、その種類は様々です。
一般的な買取店のは、以下のジャンルに分類されています。
・総合リサイクルショップ
・ブランド品買取店
・専門買取店
この場合、高くCartier(カルティエ)の時計を売りたい場合は、ブランド品買取もしくは時計専門店を選ぶのがおすすめです。
世界的に需要の高いCartier(カルティエ)は、時計としてだけではなく、ジュエリーとしても価値のある商品です。
そのため、お店を選ぶ際は「どの商品を強みとしているのか」をチェックしましょう。
なお、ホームページ上で買取実績を公開していたり、買取相場を提示しているお店は信頼度が高いと言えます。
ポイント2.販売もしているお店は在庫状況を確認する
買取店の中には、買取サービスだけでなく「中古販売」をしているお店も多くあります。
その場合は、売ろうとしている時計がお店で販売されていないか、在庫状況を確認してみましょう。
人気のモデルであれば、買取してもすぐに売り切れというケースも多く、できるだけ在庫を抱えておきたいというのが本音です。
つまり、「在庫切れ」もしくは「すぐに売れてしまうモデル」に関しては、豊富に在庫がある買取店に比べて高額買取になりやすいと言えます。
ポイント3.必ず複数店舗で査定する
査定額は、商品の状態やモデルだけでなく、買取店選びによっても大きく影響します。
例えば、大手の買取店だからといって、一概に買取金額が高いとは言い切れないということです。
査定額には、買取後の販売に向けた費用や手数料が含まれており、その中には買取店の経営費も含まれています。
そのため、出来るだけ自社一貫で取引しているお店や、海外への流通しているお店、コストカットができているお店を選ぶ方が買取額が高くなる傾向にあります。
種類の違う複数の店舗で査定をすることで、平均的な相場を把握しやすく、高く買い取ってくれるお店を見つけやすいというメリットがあります。
少なくとも3社には査定に出すことをおすすめします。
ウブロ「クラシック フュージョン」の買取は時計に詳しい買取店で!
成功者が身に着ける腕時計として、数多くのセレブや芸能人から愛されている、スイス発の高級時計ブランド「HUBLOT(ウブロ…
まとめ
Cartier(カルティエ)のメンズウォッチ「カリブル」の買取についてご紹介しました。
カリブルは、他の時計に比べて買取相場が安定しているため、急激な価格上昇はないものの、比較的高い値段をつけてもらいやすいコレクションと言えます。
少しでも高く売るためには、商品の状態や付属品を付けることはもちろん、お店選びは慎重に行うようにしましょう。
買取エージェントは、時計買取やジュエリー買取の両方に力を入れている買取店です。Cartier(カルティエ)の買取実績も豊富で、ホームページに実例が掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください!